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生産者の想い

挫折からスタートした、本気の養殖

現会長がすっぽんの養殖を始めたきっかけは、「冬眠をするから冬の間は楽が出来る」という、単純なものでした。
驚異的な繁殖力を持つすっぽんの数が増え、ビニールハウスを導入したことで、楽な冬はあっさり終わりを告げ、ある出来事をきっかけに、会長は本格的にすっぽん養殖に取り組むことになりました。
すっぽん加工業を営む、すっぽん通の方に試食していただいた際に、会長が育てたすっぽんは「卵でいうところの黄身じゃなく白身やな」と酷評されたのです。
奮起した会長は、エサの改善や水質管理に徹底的に取り組み、一年半後に再度試食をお願いした際には「3年分の努力をしたな」と認められました。しかし会長はそこで満足せず、すっぽんのさらなる品質向上に努めました。すっぽんに限らず、養殖業では抗生物質の投与は病気予防のために欠かせないものとされていた時代。抗生物質を用いた養殖は、最初は順調だったものの、数年後には病気が蔓延してしまったからです。
そして薬漬けの養殖に限界を感じ、環境整備や水質管理、エサの改良などを行い、投薬をせずすっぽんを育てることに成功しました。

純佐賀県産の品質に誇り

とにかく、すっぽんの健康管理は、我が子以上に気を遣います。月に100万円を超えるエサは、1日2回、与える直前に作りますが、すっぽんの様子を見ながら配合を変えることもしばしば。夏になると、おばあちゃんが畑で育てた無農薬の栄養たっぷりの坊ちゃんカボチャをジュースにし、エサに混ぜて与えるなど、家族、スタッフ、一丸となって愛情を注いで育てています。
形がきれいで大きく、安価であることから日本に多く出回っている、中国産のすっぽん。決して中国産のすっぽん全てを否定する訳ではありませんが、その見た目の良さは、ホルモン剤を大量に与えているから、と言われています。
はがくれすっぽんは、卵から一貫生産した、生まれも育ちも純佐賀県産。養殖場内で繁殖を行っているため、定期的によその稚亀を入れることで、血が濃くなることを防いでいますが、もちろん、その稚亀も生い立ちが確かな国産に限定。はがくれすっぽん養殖場内で十分に飼育をした上で繁殖を行っています。ここまで徹底しているからこそ、安心・安全・健康なはがくれすっぽん®を育てている、と胸を張って言えるのです。

よくある質問

すっぽん養殖場は何年創業ですか?
1978年創業です。自信を持てる健康な『はがくれすっぽん®』を育てられるようになるまで、20年余りは試行錯誤を繰り返してきました。今でも難しいと感じることは多いですが、だからこそ、すごく可愛いと感じています。
すっぽんを食べると元気になりますか?
一番多い質問かもしれません。すっぽんはアルカリ性食品であり、すべての必須アミノ酸とその他のアミノ酸をたくさん含んだ、低脂肪食品です。古くから漢方の生薬として、滋養強壮、婦人病などに用いられていたことからも、その健康効果は期待できると思います。
すっぽんを食べるとお肌がぷるぷるになりますか?
すっぽんの甲羅は、中心の一部を除いてはぷるぷるのコラーゲンそのものです。また、すっぽんの肉もほとんどがぷるぷるとした食感のコラーゲンなので、毎日食べていれば、体内でもコラーゲンがたくさん作られるのではないでしょうか。
すっぽんは冬眠しますか?
外池のすっぽんは水温が15°C以下になると冬眠をします。冬眠前に食欲が増して大きく成長するので、すっぽんの成長や用途に合わせて、外池で冬眠をさせるものと、ビニールハウスで出荷を待つものとに分けています。
すっぽんは何を食べるのですか?
本来すっぽんは雑食なので、昆虫や水草などなんでも食べます。エサなしでも1年は生きるほど、生命力が強いです。はがくれすっぽん養殖場では、魚粉にウコン、ビタミン類、滋養素、季節によっては、うちのおばあちゃんが敷地内で育てた無農薬のかぼちゃのジュースや大根の葉っぱなど、10種類以上を混ぜて与えています。すっぽんの育ち具合などを見ながら、配合を変えることもしばしばあります。